つくみず『少女終末旅行』、TVアニメ化が決定


(ティザービジュアル)

 「くらげバンチ」にて連載中、つくみずさん原作のディストピアファンタジー『少女終末旅行』のTVアニメ化が決定した。7月2日(日)、アメリカロサンゼルスで開催中の「Anime Expo 2017」にて発表されたもので、同作がTVシリーズ初監督となる尾崎隆晴さんのコメントも公開されている。

■尾崎隆晴監督コメント

廃墟となった終末世界を流浪する二人の少女チトとユーリ。絶望、不安、混沌・・・・いや、そこにやって来たのは静かなる日常、想像力を揺さぶる発見の旅。
耳を澄ませば誰にも聞こえてくる生命の響き。
「少女終末旅行」は少女二人が純粋に今を感じ、日常を過ごしていく癒しの物語です。
誰もいなくなってしまい、社会や人とのしがらみもなく、そこには終末世界に残されたものの使命感、義務感なども全くない・・・。
「あ〜なんか温泉入りたい気分。じゃあ、すぐ行こう!気楽にね!」
複雑で、騒がしい今の世の中に少し疲れを感じている方は是非、彼女たちの日常を覗き見しながら一緒に旅してみませんか?
旅は想像力が掻き立てられます。
廃墟に残された過去の欠片から、そこにあった価値あるものが必ず見つかると思います。
今まで気づかなかった身近な大切、優しさだって見えてくるかもしれません・・・。
まったり、ほっこり、とした安らぎの時間、「少女終末旅行」で描けたらと思います。
二人の旅の応援をお願いします。

■作品情報

TVアニメ『少女終末旅行』

■イントロダクション

繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。
人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。
複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。
いつ終わってしまったのか、いつから終わっているのか、そんなことを考えることさえなくなった終末の世界であてのない旅を続ける二人の少女。
チトとユーリは今日も愛車ケッテンクラートに乗って廃墟の中を彷徨っていた。
終末の世界をほのぼのと生き抜くディストピアファンタジーが今、幕を開ける。

■スタッフ

【監督】尾崎隆晴
【シリーズ構成】筆安一幸
【キャラクターデザイン】戸田麻衣
【アニメーション制作】WHITE FOX

【公式Twitter】@girls_last_tour

(C)つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

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