秋アニメ『されど罪人は竜と踊る』キャスト情報第2弾が発表に


(キービジュアル)

 10月よりTBS、BS-TBSにて放送予定のTVアニメ『されど罪人は竜と踊る』(原作:浅井ラボ、小学館「ガガガ文庫」刊)について、キャスト情報が新たに発表となった。
 今回発表されたキャストは総勢16名で、そのうち役名まで明らかにされたのはガユス(CV:島崎信長)の恋人ジヴーニャ役の日笠陽子さんら7名。各キャラクター紹介と合わせてキャスト陣の意気込みコメントも公開されている。

■キャラクター&キャスト情報

【ジヴーニャ・ロレッツォ(CV:日笠陽子)】
 アルリアン人と人類の間の生まれで、ガユスの恋人。とがった耳と白金の髪、色白の肌が特徴。正義感と愛情が非常に強く、危険な仕事に従事するガユスを案じている。ガユスいわく「自分にはもったいないほどいい女」だが、料理の腕はともかく、方向性はアルリアン人式の残虐料理。製薬会社に勤めるごく普通のOLにもかかわらず、追いつめられると怖い一面が出てくる。
【日笠さんコメント】
「され竜の中で唯一の癒しパートと呼ばれるジヴなので、ガユスを支えながら、温かく強く家庭を守る女性像をお芝居で表現できたら良いなと思っています。
ガユスとのラブラブシーン、是非見て下さい!!」

【ニドヴォルク(CV:甲斐田裕子)】
 エリダナの街で、咒式士連続殺人事件を起こしている女性。腰まで届く長い黒髪に緑の瞳、白磁の肌に夜の闇を切り取ったような服を纏っている。非常に使い手が少なく難易度が高い重力系の咒式を操る攻性咒式士。仇を探して、エリダナの夜を彷徨っている。
【甲斐田さんコメント】
「彼女が変化していく姿をどう表現できるか…精一杯演じたいと思います!」

【モルディーン・オージェス・ギュネイ(CV:土師孝也)】
 ツェベルン龍皇国における、五王家のひとつ、オージェス選皇王代理にして、数多くの肩書を有する、啓示派教会の枢機卿長。いつも笑みをたたえた中年男性。国家と人と世界をなによりも慈しみ、高い理想を持つ。一方で、それらを守るためには冷徹な合理主義者となる。高位咒式士や咒式師であることが多い龍皇国中枢部において、咒式の才能をまったくもたず、政治軍事への見識と権謀術数によって国家を動かす。
【土師さんコメント】
「小生が、この作品に傾ける労力と時間は結構なもので、難解な科白を自分の言葉にとする為の、自宅でのリハーサルは並大抵では済まない。でも今は、それが楽しいんだな。幾つになっても、今の自分の力量を試される仕事に出会えることは、幸せなことでもあるんでげす。お楽しみに。」

【キュラソー・オプト・コウガ(CV:南條愛乃)】
 モルディーンの手足となって動く精強無比の攻性咒式士・十二翼将の第十二席。切れ長の目に、短い黒髪の東国出身の女性。祖国から逃れてきた忍者の一派を束ねる頭領で、暗殺を含めた諜報活動を担当するほか、モルディーンの秘書官も務めている。漬物が得意。本名は別にあるが、ウコウト大陸人には呼びにくいためにキュラソーとされている。使用魔杖刀は〈夜鴉〉。
【南條さんコメント】
「クールな仕事人、キュラソーさん。
ガユス、ギギナたちの連携のとれた戦いにもクールにカッコよく立ち向かっていきたい!と思いながら楽しく演じさせて頂いております。
ぜひ皆さんもオンエアを楽しみにお待ちくださいませ!」

【ヨーカーン(CV:田村睦心)】
 モルディーン十二翼将の第二席。参謀役にして大賢者。虹色に変化する瞳を持ち、中性的な容貌もあいあまって、年齢や性別が不明。龍皇にすら意見できる、大賢者とまで呼ばれる超咒式士で、敬意を払われる存在。一方で愉快犯的な言動が多く、他のほとんどの翼将からは敵視されている。余計なことしかしない人物。
【田村さんコメント】
「ヨーカーンは、中性的で年齢もよくわからなく、飄々としているという謎めいた雰囲気ですが、とても強そうなのですごく楽しみです!
後半戦には結構出番があるそうなので、そこまでいって欲しいな?!とめっちゃ期待しております!
この作品のダークな部分に浸かりたいです! 」

【イェスパー・リヴェ・ラキ(CV:星野貴紀)】
 モルディーン十二翼将の第九席。短く刈りこんだ黒髪に黒の瞳、右目を眼帯で覆った長身の男。『皆殺しのラキ家』ことラキ侯爵家の現当主。謹厳実直で、モルディーンに絶対的忠誠を誓っている。東方の剣術である居合と化学鋼成系咒式を操る機剣士。弟にはどこか甘い。使用魔杖剣は〈九頭竜牙剣〉と魔杖短剣〈九頭竜爪剣〉。
【星野さんコメント】
「二卵性双生児の片割れを演じさせていただきます。可愛らしい、ベルドリトとは対照的に、無骨に、無愛想にギギナたちを苦しめたいと思います。格好の良い敵役を目指しますので、どうぞよろしくお願いします。」

【ベルドリト・リヴェ・ラキ(CV:徳井青空)】
 モルディーン十二翼将の第十席。黒髪に黒の瞳、飛行眼鏡と飄々とした幼い印象の笑顔が特徴。イェスパーの双子の弟。天真爛漫でときに無邪気な残酷さを発揮する。物理法則を操る数法量子系咒式士でも、確率の操作によって物質同士の透過や召喚を可能とする虚法士。末っ子気質。使用魔杖剣は〈空渡りスペリペデス〉。
【徳井さんコメント】
「原作を読ませていただいたところ、ベルドリトは実力もありながら少しやんちゃな可愛らしい一面があるように感じました。すごく魅力的な弟キャラです!
また長い連載で原作ファンの方も多い作品ですので、イメージを壊さぬよう大切に演じさせていただきたいと思います!」

 このほか、発表されているキャスト陣は、石田彰さん、井上剛さん、伊丸岡篤さん、清川元夢さん、下野紘さん、杉田智和さん、洲崎綾さん、西凜太朗さん、松本梨香さん(50音順)で、誰がどのキャラクターを演じるかについては今後順次発表されていくとのこと。

■番組情報

TVアニメ『されど罪人は竜と踊る』
2017年10月よりTBS・BS-TBSにて放送開始

■イントロダクション

自然現象・物理法則の再現、物質の生成を超物理的に行うための技術体系〈咒式〉。この咒式によって、人類はかつて〈魔法〉として恐れられた力を自在に操ることに成功した。〈咒式〉は生活のあらゆる分野に恩恵をもたらし、跋扈していた〈竜〉や〈異貌のものども〉すら駆逐する勢いで、急速な発展を遂げていた。
咒式を使い、問題解決と賞金稼ぎの生業に明け暮れる、ふたりの攻性咒式士、ガユスとギギナ。混沌とした国境の街、エリダナで咒式士事務所を構える彼らに〈竜〉を狩る仕事が舞い込むのだが、それは絡みあう陰謀と策謀の始まりだった――。

■放送局

【TBS】2017/10/05より毎週木曜26:28〜
【BS-TBS】2017/10/07より毎週土曜25:30〜
※放送スケジュールは変更になる場合があります。

■スタッフ

【原作】浅井ラボ(小学館「ガガガ文庫」刊)
【キャラクター原案】宮城/ざいん
【総監督】錦織博
【監督】花井宏和
【シリーズ構成】伊神貴世
【キャラクターデザイン】北尾勝
【アニメ制作】セブン・アークス・ピクチャーズ
【OPテーマ】fripSide
【EDテーマ】黒崎真音

■キャスト

ガユス:島崎信長
ギギナ:細谷佳正
ジヴーニャ:日笠陽子
ニドヴォルク:甲斐田裕子
モルディーン:土師孝也
キュラソー:南條愛乃
ヨーカーン:田村睦心
イェスパー:星野貴紀
ベルドリト:徳井青空
ほか
石田彰、井上剛、伊丸岡篤、清川元夢、下野紘、杉田智和、洲崎綾、西凜太朗、松本梨香

【アニメ公式Twitter】@sareryu_anime
A28421 黒崎真音
原作公式HP: gagagabunko.jp/specal/sareryu/

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