18冬アニメ『アイドリッシュセブン』先行上映会オフィシャルレポート


(出演者集合写真)

 2018年1月より放送開始となるTVアニメ『アイドリッシュセブン』。11月2日(木)に行われた同作の先行上映会についてオフィシャルレポートが到着した。
 当日は本会場(新宿ピカデリー)のほか、全国47都道府県79館の劇場でライブビューイングも行われ、2万人を超えるファンが参加した。

■オフィシャルレポート

■アニメ『アイドリッシュ セブン』先行上映会
【開催日】2017/11/02(木)
【時間】19:30開演
【会場】本会場:新宿ピカデリー ライブビューイング:全国47都道府県 劇場79館
【出演(敬称略)】別所誠人(監督)、IDOLISH7[増田俊樹(和泉一織役、白井悠介(二階堂大和役)、代永翼(和泉三月役)、KENN(四葉環役)、阿部敦(逢坂壮五役)、江口拓也(六弥ナギ役)、小野賢章(七瀬陸役)]

 2018年1月から放送開始となるアニメ『アイドリッシュセブン』の先行上映会が、11月2日(木)東京・新宿ピカデリーにて開催された。

 この日、初お披露目となる第1話と第2話の本編上映後、増田俊樹さん、白井悠介さん、代永翼さん、KENNさん、阿部敦さん、小野賢章さん、別所誠人監督が登壇。代永さんと増田さんの“和泉兄弟”が司会進行役を務め、まずはそれぞれの挨拶からスタートした。最後に、この場に参加できなかった江口拓也さんからのビデオメッセージを紹介しようとしたところ……「素敵なレディたちが集まっている会場はこちらでよろしかったですか〜?」というナギの生ボイスと共に江口さんご本人が登場! 江口さんの緊急参加により「IDOLiSH7」メンバーが全員揃い、イベントは序盤から大歓声に包まれた。

 トークコーナーの最初の話題は、上映されたばかりの第1話と第2話について。スクリーンにはキャスト陣が選んだ「お気に入り・印象的だったシーン」が映し出された。ここで多く挙げられていたのは第2話の初ライブシーン。「IDOLiSH7」にとっての記念すべきシーンということで、阿部さんも「ライブのシーンは別格」と、思い入れの深さを語った。その他にもライブの観客席にいた事務員の大神万理のペンライト10本持ちや、サブタイトルのバックにゲームでおなじみのメロディが使われていたことなど、細かいところにツッコむトークが繰り広げられた。

 次は同席している別所監督へ、キャスト陣からの質問コーナー。ここでも各自の質問がスクリーンに映し出されるが、ある質問にザワつく会場…。でも、ひとまずは質問が多かったアニメならではの展開について。別所監督は「基本はゲーム原作から逸脱しないものを作っていきます」と、オリジナル要素がほとんどないことを語る。ただ、ゲームでは音声化されていなかった部分に声が入るのはアニメならではで、その一例として代永さんは陸が初めて歌声を披露するシーンを挙げた。これについて小野さんは、陸の設定が「歌唱力が高い」とされているだけにプレッシャーを感じながら収録したことを語った。そして、会場をザワつかせた阿部さんからの質問「じゃがいもとパソコンのシーンはどうなっていますか?」の件が話題に。じゃがいもとパソコンはあることに関わる、ゲームではおなじみのアイテム。別所監督は詳細の明言は避けたものの「基本的にマネージャーはノートパソコンを使うが、小鳥遊事務所では諸事情によりデスクトップパソコンを置くことになった」と意味深な制作裏話を語った。

 続いてのコーナーでは「今だからこそ改めてメンバーに聞いてみたいこと」を、小野→増田→代永→白井→阿部→KENN→江口→小野のリレー形式で紹介。まず、小野さんから増田さんへの質問は「アイナナのキャストで一番かわいいと思う人は?」。ここでさりげなく、かわいいポーズでアピールする江口さん。これに対して増田さんは「現場でいつも話題の中心にいてイジられている」として白井さんを挙げる。一同納得の答えだったが、当の白井さんは「周りがずっとボケてくるから、ずっとツッコまないといけなくて大変」と苦笑いした。

 増田さんから代永さんへの質問は「年下にかわいいって言われるのはどう思いますか?」。代永さんを「かわいいのパイオニア」と評する増田さんに代永さんは「うれしいよ!」と明るく答え、会場からは「かわいい〜!」の声が。代永さんから白井さんへの質問は「どうしたらそんなに早くダンスや歌が覚えられるんですか?」。江口さんを加えた3人のユニットでライブをやった時、ダンスと歌が早々に完璧だったという白井さんは「ダンスは振り付けのビデオを見てそのまま覚えて、歌はいつも聴いているから」と答え、その優等生ぶりに周りのメンバーを驚かせた。

 白井さんから阿部さんへの質問では「阿部さんは限界まで酔うとどうなるんですか? 酔ったところを見たことがありません」と、お酒についての話題が。阿部さんはかなりお酒に強いようで「割と大丈夫だけど、たぶん眠くなっちゃう」とのこと。そんな阿部さんからKENNさんへの質問は「辛いものは食べられる?」。壮五と同じく辛いもの好きの阿部さんだが、KENNさんからは「僕、辛いの苦手で…」という予想外の答えが。ただ、最近は辛いのが好きになってきたとのことで、KENNさんは阿部さんに「(美味しい物を)僕に教えてください」とお願いし、二人の絆を見せた。

 KENNさんから江口さんへの質問は「ナギの独特な言い回しが生まれた経緯が知りたいです」。あのナギの口調について、江口さんは「どういう節回しで聞いてもらったら、より楽しんでもらえるのかな」と考えたとのこと。だが特に法則性はなく、その時の感情で表現しているので、収録後にはナギの口調が抜けなくなるという裏話を語った。ラストとなる江口さんから小野さんへの質問は「俺にはいてほしいパンツの色は?」。そのオチ的な質問に小野さんは熟考の末……「金色」と回答。メンバーから「ありそう」「はいてそう」との声が挙がる中、形は「ブーメランで」という流れになり、江口さんは「次のイベントがあったら仕込んできたい」と大胆宣言した。

 楽しく盛り上がったトークコーナーのあとは、『アイドリッシュセブン』の今後の展開についてのお知らせコーナーへ。ここではPS Vita専用ソフトや関連商品、アニメのOP主題歌&ED主題歌CD、Blu-ray&DVDなどの発売情報が発表された。また、今回上映された第1話と第2話のネット配信も決定し、続々と新たな情報が伝えられるたびに客席から多くの歓声が上がった。そして、ラストにこの日一番の大ニュース「アイドリッシュセブン1st LIVE」の2018年開催を発表! ここで会場内も一番の大歓声に包まれた。

 お知らせが終わると、いよいよエンディングへ。別所監督とキャストを代表して小野賢章さんからの挨拶があり、ラストはメンバー全員で「これからも応援よろしくお願いしまーす!」と声を揃えた。退場の際には、最後に残った代永さんが三月として「じゃーなっ!!」と叫び、イベントは拍手と歓声の中で幕を閉じた。

・別所誠人監督
 本日皆さんに第1話・第2話を観ていただきましたが、第3話以降も今、順次制作しております。決してクオリティを落とさないように現場のスタッフ一同で頑張っておりますので、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。

・小野賢章
 ゲーム収録をした時から、『アイドリッシュセブン』は絶対に皆さんに受け入れてもらえる作品になると僕は確信していました。それがアニメになり、来年にはライブもあり、僕らにとってだけでなく、「アイドリッシュセブン」の彼らにとっても本当にサクセスストーリーだなと、皆さんの応援が全部繋がっているなと感じます。アニメは1月から始まりますので、これからも彼らの応援をよろしくお願いします!

■番組情報

TVアニメ『アイドリッシュセブン』
2018年1月よりTOKYO MXほかにて放送開始(全17話)
◆本編第1・2話を60分特別番組として各局にてSP放送(予定)

■イントロダクション

「小鳥遊事務所」に集められた、未来を担うアイドルの卵たち。
お互いに出会ったばかりの7人は、性格も個性もバラバラ。
けれど、それぞれに異なる魅力を持ち、アイドルとしての未知の可能性を秘めていた。
グループを結成し、共に第一歩を踏み出した彼らの名は「IDOLiSH7(アイドリッシュセブン)」。
光り輝くステージで歌い踊る姿は、やがて人々の心を惹きつけていく。
華やかだが、時に厳しいアイドルの世界で
彼らは夢を抱きながら、その頂点を目指す――!

■スタッフ

【原作】バンダイナムコオンライン・都志見文太
【監督】別所誠人
【スーパーバイザー】あおきえい
【シリーズ構成】関根アユミ
【キャラクター原案】種村有菜
【アニメーションキャラクターデザイン】深川可純
【総作画監督】猪股雅美・サトウミチオ
【美術監督】高橋麻穂
【色彩設計】篠原真理子
【2Dデザイン】高橋清太・志野木良太(ステロタイプ)
【撮影監督】津田涼介
【CGディレクター】ヨシダ.ミキ
【3Dワークス】井口光隆
【編集】右山章太
【音響監督】濱野高年
【音楽】加藤達也
【音楽制作】ランティス
【アニメーション制作】TROYCA
【製作】アイナナ製作委員会

■キャスト

和泉一織:増田俊樹
二階堂大和:白井悠介
和泉三月:代永翼
四葉環:KENN
逢坂壮五:阿部敦
六弥ナギ:江口拓也
七瀬陸:小野賢章
八乙女楽:羽多野渉
九条天:斉藤壮馬
十龍之介:佐藤拓也
小鳥遊音晴:千葉進歩
大神万理:興津和幸
小鳥遊紡:佐藤聡美

【公式Twitter】@iD7Mng_Ogami

(C)BNOI/アイナナ製作委員会

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