『戦姫絶唱シンフォギアXV』キービジュアル、キャラクター設定、ストーリーなど一挙公開


(キービジュアル)

 2019年7月より放送開始となるTVアニメシリーズ『戦姫絶唱シンフォギア』第5期、『戦姫絶唱シンフォギアXV』のキービジュアルが解禁となった。さらに、公式サイトもリニューアルオープンし、おなじみのシンフォギア装者6人のキャストやキャラクター設定、ストーリーなどの情報が一挙に公開された。

 この度解禁となったキービジュアルでは、6つの流れ星を眺める立花 響(CV:悠木碧)と小日向 未来(CV:井口裕香)の後姿が描かれている。これまでとはガラリと雰囲気を変え、シリーズ第1期の最終話を彷彿とさせるような壮大なビジュアルとなっている。また、シンフォギア装者6人のキャラクター設定やストーリーも公開になっており、前作「AXZ」で秘密組織・パヴァリア光明結社を崩壊へと追い詰めた響たちだったが、混迷を極める世界に平和はまだ訪れそうにないことが伺える。そんな中、どうやら響と未来の2人をめぐる物語が本作のカギを握りそうだ。公式サイト上で確認できる「繋ぐこの手には――神(キミ)を殺す力がある。」というキャッチコピーの意味するものも、非常に気になるところ。また、シンフォギア装者6人の私服やリディアン音学院制服の冬服設定は、今回が初披露となる。

■キャラクター設定

【立花 響(CV:悠木碧)】
ひょんな事から過酷な戦いに身を投じる事になった元・普通の少女。
前向きで、自分だけでなく周囲にも作用する強靭な明るさの持ち主。
当初は適合者ではなく、「融合症例」として聖遺物「ガングニール」の欠片より造られたシンフォギアを身に纏っていた。
聖人の死を確認して以来、ガングニールには2000年以上に渡って呪いが積層し、神に対する必殺の一撃となるよう機能改竄が成されていた。そのために響の拳は、畏怖、あるいは希望を込めて「神殺し」と称される。

【風鳴 翼(CV:水樹奈々)】
日本より英国進出を果たしたトップアーティストにして、今防人。
幼い頃より研ぎ澄まされた戦技と心意気は頼もしく、戦場(ルビ:いくさば)においては比類なき存在感を放っている。(反面、日常生活は愛すべき程に隙だらけであり、一言で表すとだらしない)
身に纏うは、聖遺物「天羽々斬」の欠片より造られたシンフォギア。
かけがえのない片翼を喪った際には心の脆さも垣間見せたが、悲しみを乗り越え、進むべき道を見出すと、覚悟も口調も完成した。

【雪音 クリス(CV:高垣彩陽)】
政情不安定な南米の内戦地バルベルデ共和国にて育った天涯孤独な少女。
かつては、ささくれだった心のままに響や翼と敵対したが、剥き出しの感情でぶつかり合った果てに和解し、現在に至る。
身に纏うは、聖遺物「イチイバル」の欠片より造られたシンフォギア。
乱暴な言動とは真逆となる、きめの細かい優しさの持ち主。また学業においても優秀な成績をおさめているのだが、やはり乱暴な言動のせいか、そうと思われないことが多々あるようだ。

【マリア・カデンツァヴナ・イヴ(CV:日笠陽子)】
誰よりも嘘をつくのが不得手であるが、秘めた正義も自分の弱さも、嘘で隠して戦わざるをえなかった傷だらけの過去を持つ。
身に纏うは、謎の聖遺物の欠片より造られたシンフォギア。長らく正体不明とされてきたが、銀に輝く形状から「アガートラーム」と便宜上の名が与えられている。
派手めな外見と、多方面にわたる非凡な才の持ち主であり、実際、目立った活躍を見せるものの、当人の気質はいたって裏方系お母さんである。

【月読 調(CV:南條愛乃)】
幼い頃に巻き込まれた交通事故に両親を奪われた、ただひとりの生還者。その際に、個人を特定する記憶と記録の多くを失ってしまった。
身に纏うは、聖遺物「シュルシャガナ」の欠片より造られたシンフォギア。
シュルシャガナは、暁 切歌の纏うイガリマと対になる紅刃であり、二つの刃を重ねる事で、相乗的にその威力を高める特性を備えている。
控えめで物静かな、美少女然とした印象とは意外にも異なり、状況をただ受け止めるより、苛烈に攻め入ることで切り拓いていくタイプ。

【暁 切歌(CV:茅野愛衣)】
当初は、先史文明期の巫女フィーネの魂の器として、次に、日本政府への対抗手段として米国研究機関に育てられてきた。
身に纏うは、聖遺物「イガリマ」の欠片より造られたシンフォギア。
イガリマは、月読 調の纏うシュルシャガナと対になる碧刃であり、二つの刃を重ねる事で、相乗的にその威力を高める特性を備えている。
お気楽なムードメイカーであるが、いざとなると危難を受け止める強さを発揮。反面、ひとり勝手に攻め入ると、空回りしがちなズッコケでもある。

■作品情報
TVアニメ『戦姫絶唱シンフォギアXV(エクシヴ)』
2019年7月よりTOKYO MX、毎日放送、テレビ愛知、BS11、AT-Xにて放送開始!

■ストーリー
神の力を以ってして、神そのものを討ち斃さんとした原初のヒトガタ、アダム・ヴァイスハウプトは、サンジェルマンたちの理想の源(パワーソース)であるラピス・フィロソフィカスにて黄金錬成されたシンフォギアによって撃槍される。
暗躍してきたパヴァリア光明結社はここに瓦解し、その残党は、各国機関の活躍によって追い詰められていくのであった。

そして――追い詰められているのはパヴァリア光明結社だけではない。
かつての超大国アメリカもまた、日本に向けた反応兵器の発射事実を非難・追及され、国際社会からの孤立を招いていた。
閉塞した状況は、新たな世界規模闘争の火種にもなりかねないため、速やかなる政治的解決が望まれているが、複雑に絡む国家間の思惑は軋みをあげるばかりで、遅々として進んでいない。
当該国である日本も、アメリカとの協調政策を打ち出して関係修復をアピールしているものの、どこかうすら寒い表面的なムードに終始して、局面打開には至っていない。

いまだ見えない世界の行く末。

さらに、張りつめた空気はここにも。
都内ランドマーク各所が一望できる、デートスポットとしても人気の大観覧車のゴンドラに乗っているのは、私立リディアン音楽院に通う高校生、立花 響と小日向 未来。
ふたりが手にした鯛焼きは白玉入りであり、絶品。甘すぎず、まるでぜんざいもかくやという口当たりの餡は申し分が無かった。
それでも、ふたりの間に緊張が走るのは、何の気なしに未来が響に発した、問い掛けに始まるものであった。
返答に窮した響の胸の奥にあるものは、果たして。

過去から現在に向けて紡がれたいくつもの物語は、XVに集束していく。
聖骸を巡る攻防は、どこまでも真夏の只中。
はじける湖面を舞台に、少女たちの歌声が輝きを放つ。

■スタッフ
原作:上松範康、金子彰史/監督:小野勝巳/シリーズ構成:金子彰史/音楽プロデューサー:上松範康/音楽:Elements Garden/キャラクター原案:吉井ダン/キャラクターデザイン/総作画監督:藤本さとる/副監督、アルカ・ノイズデザイン:光田史亮/総作画監督:椛島洋介、普津澤時ェ門/アクションディレクター:式地幸喜、杉江敏治、中小路佳毅、高嶋宏之/メインアニメーター:大久保義之、坂本俊太、ハニュー/メカニックデザイン:大河広行、川原智弘/美術デザイン:ニエム・ヴィンセント、ロキャテリ・ロイック、ルガル・ヤン、ギヨーム・ジョアナ、小山真由子/美術監督:渡辺幸浩、菊地明子/色彩設計:篠原愛子/CGディレクター:森野浩典/撮影監督:志村 豪/2Dワークス:影山慈郎/特殊効果:飯田彩佳/編集:兼重涼子/音響監督:本山 哲/アニメーション制作:サテライト/製作:Project シンフォギアXV

■キャスト
立花 響:悠木碧/風鳴 翼:水樹奈々/雪音 クリス:高垣彩陽/マリア・カデンツァヴナ・イヴ:日笠陽子/月読 調:南條愛乃/暁 切歌:茅野愛衣

■主題歌
オープニングテーマ:水樹奈々
エンディングテーマ:高垣彩陽

【戦姫絶唱シンフォギアTwitterアカウント】@SYMPHOGEAR

(C)Project シンフォギアXV

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